皆さん、こんにちは。
倉敷の歯医者「Wisteria dental office(ウィステリアデンタルオフィス)」です。
出っ歯やすきっ歯など、歯並びで気になるところはありますか?
歯並びが気になって口元を手で隠したり思いきり笑えなかったりして、「子どものときに矯正治療をしておけばよかった」と、後悔されている方もいらっしゃるかもしれませんね。
矯正治療は、子どものときに行うものというイメージをお持ちの方が多くいらっしゃいますが、大人になってからでも行うことはできます。
大人の矯正治療ならではのメリットもありますので、まずはお気軽にご相談ください。
ここでは、大人の矯正治療についてお話しします。
谷村 博史 院長
当院では初診からすぐに治療をすることはいたしません。
まずはカウンセリングで患者さんのお悩みやお気持ちを理解することから始めます。
そして患者さんと一緒に治療の計画を立て、ご希望も考慮しながら段階を踏んで治療を進めていくことを徹底しています。
患者さんの歯への健康意識も年々高まっているかと思いますが、当院では歯が悪くなる前の「予防」「定期検診」に力を入れております。定期的に当院に通っていただくことで、将来の歯の残存率を高め、何歳になっても健やかな状態を保っていただきたいと考えています。
医院名:Wisteria dental office
所在地:〒701-0115 岡山県倉敷市二子201−1
監修者:谷村 博史 院長
大人の矯正治療が増えている?
整った歯並びは健康的で清潔感のある印象を与えることから、ビジネスシーンでも注目されていて、年齢や性別に関係なく矯正治療をお考えの方が増えています。
2022年(令和2年)と2019年(平成29年)の「患者調査」を比較すると、ほとんどすべての年代で矯正の初診患者数が増えていることがわかります。
(参考: 政府統計の総合窓口「患者調査令和2年患者調査確定数全国編閲覧(報告書非掲載表) 」より) >
(参考: 政府統計の総合窓口「患者調査平成29年患者調査上巻(全国)」より) >
特に、20代や30代での伸びが大きいことから、社会に出てから歯並びの重要性を認識された方が多いといえるでしょう。
結婚式や就職活動、留学、海外転勤の前に歯並びを整えたいと考える方も多くいらっしゃいます。
また、歯並びとお口の健康に関する意識が高まる40代以降では、将来を見据えてお口のトラブルを予防するという目的での矯正治療も増えています。
大人の矯正治療について
矯正治療は、大人であっても子どもであっても、歯を動かして歯並びを整えるのが目的です。
歯が動く仕組みは子どもも大人も変わりません。
ただ、大人の場合、顎の骨の成長が終わっているため、子どもとは歯が動くスピードに違いがあります。
また、大人と子どもでは、歯を動かすために使用する装置が異なります。
大人の矯正治療の方法は一つではありません。
歯並びによっては選択の余地がない場合もありますが、「ワイヤー矯正」と「マウスピース矯正」からお選びいただけます。
ワイヤー矯正
歯の表面にブラケットと呼ばれる小さな装置を付けて、そこにワイヤーを通してワイヤーに力を加えて歯を動かす方法です。
ワイヤー矯正は歴史が古く、多くの症例があり、幅広い歯並びのお悩みに対応できます。
ただ、歯の表面に装置を付けるため、口をあけたときに目立ちやすく、治療中の見た目を気にされる方にとっては、治療をためらう原因になることも。
大人の場合は特に、仕事への影響などを考えて、できるだけ目立ちにくい装置を希望される方が多くいらっしゃいます。
当院では、見た目を気にされる方に矯正治療を始めていただきやすいように、目立ちにくいワイヤー矯正装置を取り扱っています。
クリアブラケット
歯の表面に取り付けるブラケットは、金属製のものを使用するのが一般的ですが、当院では透明なブラケットを使用しています。
ホワイトワイヤー
ワイヤーも、ステンレスやコバルトクロムなどの銀色のものを使用するのが一般的です。
当院では、希望される方には、白色でコーティングしているホワイトワイヤーを使用します。
マウスピース矯正
透明なマウスピースをお口に装着して、歯を少しずつ動かす「マウスピース矯正」は、目立ちにくいことから大人の方にも人気がある矯正治療です。
至近距離でじっと見なければ、マウスピース型矯正装置を装着していることに気付かれることはほとんどないでしょう。
大切なプレゼンや結婚式など、どうしてもというときは、一時的に取り外していただくことも可能です。
マウスピース矯正はワイヤー矯正とくらべて、目立ちにくいだけでなく、
・歯が動く際の痛みが少ない
・通院回数が少ない
・むし歯や歯周病になるリスクが抑えられる
といったメリットもあります。
大人の矯正治療のメリット
矯正治療は見た目を整えるために行うものというイメージが強いでしょう。
けれども、歯並びが整うことで、見た目以外にもさまざまなメリットがあります。
人生100年時代にいつまでも食事や会話を楽しむためにも、矯正治療で歯並びを整えておくことが大切なのです。
大人の矯正治療のメリットについて、ご紹介します。
・長年抱えていたお悩みを解消できる
歯並びに自信が持てないことで、消極的になってしまうことがあります。
歯並びが整うことで表情が変わり、お顔全体の印象もよくなるでしょう。
何ごとにも前向きに取り組めるようになったという方も。
今後のキャリアアップにもよい影響を与える可能性もあります。
・お口を清潔な状態に保ちやすくなる
年齢があがるにつれ、歯周病にかかる方の割合は増加します。
歯周病の原因は、磨き残しによって蓄積した歯垢(プラーク)です。
歯並びに凸凹があったり、すき間があったりすると歯磨きがしにくく、汚れがたまりやすくなります。
歯並びを整えることで、磨き残しを減らすことができて、むし歯や歯周病の予防につながります。
また、お口に溜まった汚れは口臭の原因にもなるのです。
口臭はデリケートな問題で、人間関係にも影響を及ぼす恐れがありますので、お口の清潔を維持することもビジネスマナーの一つといえるでしょう。
・全身の不調を減らすことができる
歯並びが悪いと、顎や特定の歯に負担がかかっている可能性があります。
そのままにしていると、顎関節症や咀嚼(そしゃく)障害の原因となることがあります。
なかなか治らない頭痛や肩こりが、じつは歯並びが原因ということもあるのです。
また、特定の歯に負担がかかっている場合、歯や歯の根にダメージが蓄積し、破折や抜歯につながることも。
しっかりと噛める状態に整えることで、咀嚼(そしゃく)力も高まり、胃や腸への負担軽減にもなるのです。
・治療が計画通り進めやすい
大人の場合、子どもと違って顎の骨の成長が止まっています。
子どもの矯正治療では、顎の骨の成長の具合によって、治療期間が伸びることもありますが、大人の場合は、そのような心配はありません。
また、大人になってからの矯正治療は、ご自身の意思で始める方がほとんどですので、モチベーションも高く、治療にも積極的かつ協力的で、予定通りに治療が進みやすいという傾向にあります。
大人の矯正治療の注意点
大人の矯正治療には多くのメリットがある一方で、注意していただきたい点もあります。
・歯が動きにくく治療に時間がかかる
年齢を重ねるにつれ歯は硬くなっていくため、大人の歯は動きにくく、矯正治療中に痛みが出る傾向にあります。
また、大人の歯は動かすのに時間がかかり、治療期間も子どもより長くなる可能性が高くなります。
・矯正中はむし歯や歯周病のリスクが高まる
ワイヤー矯正の場合、歯の表面に装置がつきますので、治療前と同じように歯を磨くことができません。
治療前よりも丁寧に歯を磨き、定期的に歯科のクリーニングに通うことで、むし歯を予防できます。
マウスピース矯正の場合は、取り外して歯磨きを行うため、むし歯や歯周病になるリスクは抑えられますが、毎食後しっかりと汚れを落としてからマウスピース型矯正装置を装着しなければ、むし歯や歯周病になる可能性はあります。
・食事が不便になる
ワイヤー矯正の場合、歯の表面に装置がついていますので、食事の内容によっては、装置に絡みつく恐れがあります。
また、硬いものを食べると装置がズレてしまうこともあるため注意しましょう。
歯が動いているときは神経が過敏になっていて、噛むたびに痛みを感じることもあります。
マウスピース矯正の場合は、外して食事をするので、食事制限は特にありませんが、食べる際に痛みが出る可能性はあります。
・歯ぐきが下がって歯根の吸収が起こることがある
矯正治療によって歯の重なりがなくなると、歯ぐきが下がったように見えることがあります。
また、歯を動かす際に力がかかることで、歯根が短くなってしまうことがあります。
大人の矯正治療はウィステリアデンタルオフィスにご相談ください
大人になってからでも、お口が健康であれば矯正治療を受けることができます。
年齢制限は特になく、「歯並びを整えたい」と思ったときが、適切な治療のタイミングといえるでしょう。
整ったかみ合わせは、お口や全身の健康につながります。
将来的に、ご自身の歯を健康的な状態で残すためにも、歯並びを見直してみませんか。
倉敷の歯医者【ウィステリアデンタルオフィス】は、年齢やお口の状態に合わせた矯正治療をご提案しています。
当院は、土曜17時・平日18時半まで診療しています(2024年2月現在)。
12台停められる大型の駐車場をご用意していますので、お車で通院される方はご利用ください。