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銀歯って日本だけ?古い歯の治療跡にしのびよるリスク

皆さん、こんにちは。

倉敷の歯医者「Wisteria dental office(ウィステリアデンタルオフィス)」

です。


日本では、保険診療で銀歯を使用するのは一般的です。


ところが、海外の歯科治療の先進国の多くは、銀歯を使用している国が少ないという事実があります。


そう聞いて、驚いた方もいらっしゃるのではないでしょうか。


今回は、時間が経って劣化した銀歯が口内にあると、どんな悪影響があるのかをご紹介します。



谷村	博史 院長
谷村 博史 院長

谷村 博史 院長

倉敷市の【Wisteria dental office】院長の谷村 博史です。
当院では初診からすぐに治療をすることはいたしません。
まずはカウンセリングで患者さんのお悩みやお気持ちを理解することから始めます。
そして患者さんと一緒に治療の計画を立て、ご希望も考慮しながら段階を踏んで治療を進めていくことを徹底しています。
とくに私は麻酔を得意としており、「静脈内鎮静法」を用いてリラックスできる治療を行っております。これにより、持病のある方も安心して歯科治療を受けていただくことが可能となります。

医院名:Wisteria dental office
所在地:〒701-0115 岡山県倉敷市二子201−1
監修者:谷村 博史 院長



銀歯は日本だけの治療?

むし歯治療で銀色の詰めものやかぶせものを使って、いわゆる銀歯にするのは日本では一般的ですね。


しかし、海外では銀歯を使用した治療はあまり一般的ではありません。


日本と海外では、銀歯に対する考え方が違うからです。その理由を、詳しくみていきましょう。


日本の銀歯治療の現状

銀歯にも、メリットはあります。


むし歯の治療を行うとき、まず侵された部分を削って詰めものを施します。


むし歯が進行していると、被せものによって歯を補います。



このとき、保険診療として一般的に行われるのが「銀歯」にする治療です。そう、保険診療内で選べる素材なのです。


場所によっては、プラスチック素材の白い歯にできるのですが、中心の前歯から数えて6~7番めにあたる奥歯は、銀歯の被せものをつけることになります。


保険診療なのでリーズナブルに治療できますし、奥歯のため銀色の素材でも目立ちにくいといった理由から選択される方が多い治療方法です。


そして、この銀歯、見た目は白色の自由診療で選べる歯「セラミック」には劣りますが、強度的には優れており、伸びる性質があるため、日々のかみ合わせにも順応するよい素材です。


欧米は予防歯科が9割

欧米では歯医者は、むし歯を治すために通う場所ではないのです。そもそも歯医者に対するの考え方が、日本と大きく違います。


歯医者には、むし歯や歯周病にならないための予防を行う場所として通っている方が約9割を占めています。


そもそもが、むし歯や歯周病治療のために通うところという考え方ではないのです。


スウェーデンでは、子どもと妊婦には銀歯の使用が禁止されています。


また、ドイツでは銀歯は禁止とされており、日本とは考え方が異なるのです。


銀歯を長期使用することへのリスクなどを考え、世界的には銀歯の使用を禁止する方向へむかっています。

▼予防歯科のメリットを知りたい方はこちら▼
予防歯科に通うメリット


銀歯の成分

銀歯の成分は、メーカーによって差がありますが、歯科での銀歯は「合金」です。


・銀50%
・パラジウム20%
・金12%
・銅20%


成分はこのようになっていて、さまざまな金属が合わさってできたものを銀歯と呼んでいます。


銀歯は貴金属などから造られており、保険適用のため気が付かないのですが、じつは高価な素材なのです。


決して、銀歯自体が悪いわけではないのですが、成分に対し金属アレルギー反応を起こす方がまれにいるのが現状です。


しかし、ひと昔までむし歯の治療で一般的に使用されていた、「アマルガム」の銀歯は、今ではほとんどの歯医者で使用されていません。


もし、昔の銀歯がまだお口の中に入っているという場合は、注意が必要です。


なぜなら、アマルガムの銀歯には有毒成分である「水銀」が含まれているからです。


アマルガムの銀歯は、現在、一般的に使用されている銀歯と違い、光沢がなく黒っぽくくすんだ色をしています。


このアマルガムを使用した治療が過去にされている場合は、新しい銀歯や自由診療の白い歯(セラミック)への治療しなおしをおすすめします。


銀歯は口内へどんな悪影響をもたらす?

それでは、現在、一般的に保険治療で使用されている銀歯はどんな悪影響をおよぼすのでしょうか。


多くの場合、長期使用により、すり減りや傷がつく、歯との接合性が悪くなるなどの劣化が起こり、身体に悪影響をおよぼします。





【銀歯の口内への悪影響(1)】口内炎や口唇炎

銀歯の金属アレルギーの初期段階として、見られる口内炎や口唇炎。


特に、銀歯に使用されているパラジウムはアレルギー反応を起こしやすいといわれています。


口内が赤くただれるような様子があれば、銀歯の影響を疑いましょう。


【銀歯の口内への悪影響(2)】むし歯を再発する

銀歯を歯に接着させるには、セメントを使用します。


しかし、歯との相性が悪いため長期使用していると歯と銀歯の間にゆがみがうまれます。


また、歯周病が進み歯ぐきが下がると、銀歯と歯ぐきの間に隙間ができることもあるのです。


このような、ゆがみやすき間に溜まった汚れは取り除きにくく、むし歯を再発する原因となります。


【銀歯の口内への悪影響(3)】歯周病が悪化しやすい

銀歯と歯ぐきの間の清掃不良が原因で、歯周病を引き起こす可能性があります。


銀歯をいれているところだけ、歯周病の進行が早いこともあるため注意しましょう。


銀歯は全身へどんな悪影響をもたらす?

症状がでるのが口内であれば銀歯が原因と気が付きやすいですが、銀歯は全身への悪影響ももたらします。そのため、原因が銀歯と気づくのが遅れがちです。


【銀歯の全身への悪影響(1)】金属アレルギー

銀歯はイオン化されて全身に運ばれていきます。


手や足の先の末端に発疹がでやすいです。


【銀歯の全身への悪影響(2)】脱毛症

金属アレルギーの中でもひどいケースでは、脱毛症があります。


皮膚科を受診しても治らなかった方が、歯医者で銀歯をとったら脱毛症が改善された事例もあります。


【銀歯の全身への悪影響(3)】ガルバニ―電流で頭痛や不眠

口内にいくつかの種類の金属の被せものをしていると、ガルバニー電流が流れます。


一種類の銀歯だけであれば、電流は流れないため、複数むし歯がある場合は被せものの素材を統一することをおすすめします。


この電流により、頭痛や不眠、肩こりや腰痛が引き起り、あらゆる体の不調が確認されています。


銀歯の対策は?~セラミックの白い歯で快適な生活を~

銀歯があっても、問題なく過ごされている方も多くいます。


しかし、金属アレルギーなど自覚症状がある方は、自由診療の白い「セラミック」の被せものに替えるのがおすすめです。


セラミックの白い被せものとは?

セラミックの歯科素材は、白くて美しく、歯との親和性がよく、丈夫で劣化しにくいのが特徴です。


見た目はもちろんのこと、生涯にわたって使用する被せものを選択する上で、今後も健康でいられることは重要です。


セラミックのメリット

・見た目は天然歯と変わらないほど美しい
・歯とセラミックがぴったりと接合する
・むし歯を再発しにくい
・ツルツルとしており、汚れがつきにくい
・変色を起こしにくい
・金属アレルギーの心配がない


銀歯と比較して、セラミックにしかないメリットがたくさんあります。


見た目のよさはもちろんのこと、将来的に長く使用することを考えると、治療費が多少お高めでも、むし歯の再発や身体への影響の少ないセラミックを選ぶのはおすすめです。


口内を健康な状態に整えて、多くの歯を残そう

銀歯がある方もそうでない方も、健康な口内を整えて1本でも多くの歯を残しましょう。


古い銀歯は治療しなおすこと

接合性の悪い古い銀歯やアマルガムの銀歯がある方は、治療しなおすことをおすすめします。


当院では、セラミック治療に対応しています。治療をしなおされる際に、白い歯をご希望される方はご相談ください。


予防歯科でむし歯ゼロへ

正しくメンテナンスできていて、トラブルが起こっていない状態であれば、今お口の中にある銀歯をそのまま生涯使用することも可能です。


欧米のように「歯医者には、むし歯になってから通うのではなく、むし歯になる前に通う」ことを心がけて、口内環境を健康な状態に保ちましょう。


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