皆さん、こんにちは。
倉敷の歯医者「Wisteria dental office(ウィステリアデンタルオフィス)」です。
令和5年3月13日より、マスクの着用は個人の判断にゆだねられる形になったため、すでにマスクを外して外出されている方も多いことでしょう。
いざマスクを外すようになってから、歯の黄ばみが気になるようになり、「このままお口元を隠していたい……」と思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか?
じつは、マスク生活の影響によって生活環境が変化し、歯の表面に黄ばみが蓄積しやすくなったことがひとつの原因として考えられます。
しかし、せっかくマスクを外せるようになったわけですから、歯の色を改善し、お口元に自信を持ちたいですよね。
この記事では、マスク生活で歯が黄ばんだ原因や黄ばみの取り方、さまざまな予防方法について解説します。
マスクなしでも自信を持って過ごしていただくために、今回紹介する内容を踏まえた上で、歯の黄ばみを改善や予防をしましょう!
谷村 博史 院長
当院では初診からすぐに治療をすることはいたしません。
まずはカウンセリングで患者さんのお悩みやお気持ちを理解することから始めます。
そして患者さんと一緒に治療の計画を立て、ご希望も考慮しながら段階を踏んで治療を進めていくことを徹底しています。
患者さんの歯への健康意識も年々高まっているかと思いますが、当院では歯が悪くなる前の「予防」「定期検診」に力を入れております。定期的に当院に通っていただくことで、将来の歯の残存率を高め、何歳になっても健やかな状態を保っていただきたいと考えています。
医院名:Wisteria dental office
所在地:〒701-0115 岡山県倉敷市二子201−1
監修者:谷村 博史 院長
Contents
マスク生活で歯が黄ばんだ?原因を解説!
長いマスク生活から一変し、ようやく外出先でもマスクを外せるようになりました。
しかし、お口元を見られる機会が増えて、マスクを着用する前までは気にならなかった歯の色が、目立つように感じる方もいらっしゃることでしょう。
じつは、マスク生活による以下のような変化がきっかけで、以前にくらべて歯の黄ばみが蓄積した可能性が考えられます。
コーヒーや紅茶を飲む機会が増えた
コーヒーや紅茶などの色の濃い飲みものは、歯の黄ばみを発生させる原因につながります。
特に、リモートワークやステイホームなど、コロナ禍において自宅で過ごす時間が増えたことで、このような飲みものをよく飲むようになった方も少なくありません。
その他にも、緑茶やウーロン茶、ココアなどの飲みものや、チョコレートなどの食べものも着色しやすいといわれています。
口呼吸するようになった
口呼吸になると、お口の中が乾燥して、着色がつきやすくなります。
なぜなら、お口の中の唾液が少なくなることで、着色の原因である細菌や汚れを洗い流せなくなるからです。
特に、慣れないマスクをしていると、鼻で息をするのが苦しく感じる方も多いことでしょう。
無意識のうちに口で呼吸をした結果、細菌や汚れが蓄積し、歯の黄ばみが発生した可能性が考えられます。
歯はなぜ黄ばむの?理由は大きく分けて2つ!
そもそも、以前は白かった歯は、なぜ黄ばんでしまうのでしょうか。
理由は、大きく分けて2つあります。
歯の外側に付着した汚れによるもの
歯の外側に付着する汚れは、ステイン(着色汚れ)、歯垢、歯石、タバコなどがあります。
特に、歯の黄ばみの原因としてよく知られるステインは、色の濃い食べものに含まれるさまざまな成分が、歯の表面を覆うたんぱく質と結びつくことで、くすみや黄ばみを発生させます。
また、軽度の汚れであればすぐに落とせるものの、時間が経つとさらに固く結びつき、歯ブラシだけでは落せなくなるため注意が必要です。
歯の新陳代謝によるもの
歯は、内側から神経の通った「歯髄」、黄色っぽい色をした「象牙質」、半透明の「エナメル質」という3層構造でできています。
加齢などによって新陳代謝が悪くなると、歯の内側にある「象牙質」の色が濃くなって、黄色っぽい色が目立ちやすくなります。
また、半透明のエナメル質も毎日の歯磨きや食事によって徐々にすり減っていくため、内側にある象牙質の色素がよりあらわれやすくなるのです。
【脱マスクに向けて白い歯へ】黄ばみの取り方を解説!
歯の黄ばみが気になると、マスクを外したくなくなりますよね。
「どうにかして改善できる方法はないのか……」と思われる方に向けて、歯の黄ばみの取り方を解説します。
重曹やレモン汁は危険
歯の黄ばみを改善させようと、重曹やレモン汁を歯に擦り付けていませんか?
強い研磨剤である重曹、強い酸であるレモン汁を使用することで、歯の表面にあるエナメル質に傷がつくため注意しましょう。
歯の表面に傷がつくと、凸凹部分に着色がつきやすくなったり、内側にある象牙質の色があらわれやすくなったりと、かえって歯の黄ばみを悪化させる可能性が高くなります。
おすすめは歯医者での治療
歯を傷つけることなく、イメージ通りの白さを取り戻すためには、やはり歯医者での治療がおすすめです。
歯医者で歯を白くする場合は、以下のような治療が行われます。
クリーニング
クリーニングは、専用の機械を使って歯の表面に付着した歯垢や歯石、ステインを丁寧に取り除き、歯本来の白さを取り戻すのに効果的です。
汚れを取り除いた後は、歯の表面がツルツルになるよう磨き上げるため、歯垢やステインを着きにくくする効果もあります。
また、歯の黄ばみが気になったタイミングでクリーニングを受けることにより、歯の白さを持続させることも可能です。
ホワイトニング
ホワイトニングは、過酸化水素が含まれた薬剤を歯に浸透させて、エナメル質を傷つけずに歯を漂白します。
着色汚れだけでなく、歯そのものの色をトーンアップしたり、新陳代謝が悪くなったりしておこる歯の黄ばみの改善に効果的です。
こちらもクリーニングと同様、歯の黄ばみが気になったタイミングで再度ホワイトニングを行うことで、白さを持続させることが可能です。
また、歯医者で行うホワイトニングには、大きく分けて2つの種類があります。
・オフィスホワイトニング:歯医者で行うホワイトニング方法
・ホームホワイトニング:歯医者でマウスピースを製作し、自宅で患者さんが行うホワイトニング方法
それぞれ治療期間や効果のあらわれ方が異なりますので、特徴を知った上で選ぶといいでしょう。
▼オフィスホワイトニングとホームホワイトニングの自分に合った選び方を知りたい方はこちら▼ >
【脱マスクに向けて白い歯へ】黄ばみの予防法を解説!
原則としてマスクの着用は不要になったものの、病院などの特定の場所においては、今後もマスクを着用する機会がありますよね。
マスクが原因となっておこる歯の黄ばみを防ぐためにも、予防法をご紹介します。
ホワイトニング効果のある歯磨き粉を使う
ホワイトニング効果のある歯磨き粉は、食事などによって日々蓄積されるステインの付着を防ぐ効果が期待できます。
特に、以下の成分は、歯の表面に付着したステインを浮き上がらせて、落としやすくする効果があるため、歯磨き粉を選ぶ際にチェックしてみてください。
・ポリリン酸ナトリウム
・ポリエチレングリコール
(出典:厚生労働省-薬用歯みがき類製造販売承認基準についてより) >
色の濃い食べものを食べた後は口をゆすぐ
何日か前に洋服についた汚れがなかなか落ちないのと同じで、着色汚れも時間が経つとなかなか落とすことができなくなります。
色の濃い食べものを摂取した後は、なるべくすぐにお口をゆすぎ、着色の原因となる成分を洗い流すといいでしょう。
▼着色汚れがつきやすい飲みものや食べものを詳しく知りたい方はこちら▼ >
歯間清掃器具を使って歯磨きする
歯間ブラシやデンタルフロスといった歯間清掃器具を使うことで、歯ブラシだけで歯磨きを行うよりも、歯垢除去率を高めることが可能です。
特に、歯の黄ばみの原因である歯垢や歯石は、歯と歯の間に残りやすいため、これらの道具を使用しながら、すみずみまで歯磨きを行いましょう。
ブラッシング圧に気をつける
ブラッシング圧とは「歯ブラシを当てるときの力加減」のことです。
歯の黄ばみを落とすために力を入れて磨くと、歯の表面にあるエナメル質がすり減り、かえって黄ばみが目立つ可能性があります。
必要以上に力が入るのを防ぐためにも、歯ブラシは軽く握り、1本ずつ優しく磨くように心がけましょう。
唾液の分泌を促す
唾液の分泌を促すことで、お口の中を乾燥から守り、着色の予防につながります。
特に、日常生活では以下のようなことを意識するといいでしょう。
・小まめに水分を摂る
・鼻呼吸を意識する
・よく噛んで食べる
・歯応えのあるものを食べる
唾液は、舌や耳の下などにある唾液腺から分泌されているため、よく噛んで顎に刺激を加えることで分泌を促すことが可能です。
また、唾液のほとんどは水分ですので、水分不足にならないよう気をつけましょう。
【ウィステリアデンタルオフィス】で歯の黄ばみを改善・予防しましょう!
今回ご紹介した内容だけでも、歯の黄ばみを改善・予防させる方法はいくつかあります。
しかし、間違った方法で黄ばみを取ろうすると、歯の表面が傷つき、かえって歯の色が目立つ可能性があるため注意が必要です
歯を傷つけずにきれいな白い歯を取り戻すためにも、【ウィステリアデンタルオフィス】で歯の黄ばみを改善・予防しましょう。
当院は、クリーニングはもちろん、各種ホワイトニングを取り扱っていますので、ご希望の白さや歯の状態、ライフスタイルに合わせて治療法をお選びいただけます。
いつでも自信を持ってマスクを外せるようにサポートいたしますので、歯の黄ばみでお悩みの方は、いつでもお気軽にご相談ください。
また、お悩みや心配ごとをじっくりお話しいただけるよう、診療室は個室を4室、半個室を1室用意しております。
圧迫感のない広々とした空間の中、周りを気にせずに治療を受けていただけますので、何かありましたら遠慮なくお声かけくださいね。